Grok 料金の結論:新規契約のBotはPremiumから
Grok 料金を新規契約で比較するなら、現在の基準は「The X Subscription」です。Grok BotはPremiumの月30ドル、円換算で約4,750円から。Plusの月8ドルには含まれません。 無料のGrokチャットと、作業を継続するGrok Botは利用条件を分けて見ましょう。
ここでいうBotは、Xで「@grok」と呼びかける返信機能ではなく、専用のクラウドコンピューターで作業する公式のGrok Botです。調査、ブラウザー操作、日々の作業の引き継ぎなどを任せる製品を扱います。
Webの個人向け料金表
| 新しい統合プラン | 月払い | 日本円の比較目安 | Grok Bot | 週の利用枠の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 0円 | 有料プランの対象外 | 制限付きの無料利用 |
| Plus | 8ドル | 約1,270円 | 含まれない | 有料枠の基準 |
| Premium | 30ドル | 約4,750円 | 含まれる | Plusの4倍 |
| Super | 100ドル | 約15,830円 | 含まれる | Plusの15倍 |
| Ultra | 200ドル | 約31,660円 | 含まれる | Plusの50倍 |
価格は公式Webの月払い表示で、税は別です。年払いの総額は順にPlusが80ドル、Premiumが300ドル、Superが1,000ドル、Ultraが2,000ドル。年払いは先にまとめて支払うため、月払いの価格と混ぜずに予算を見ます。
円換算はECBの2026年11月3日の参考値、1ユーロ=1.1179ドル・176.95円から計算した1ドル=158.29円を使い、10円単位で丸めました。カードの為替手数料や税を含む請求額ではなく、プラン間の比較用です。
「X Premium」と同じ名前でも契約を確認する
新しいPremiumはThe X Subscriptionのプラン名です。従来のX PremiumやX Premium+の名前だけを見て、Botが付いていると判断しないでください。公式には旧契約を続ける経路も残っています。
統合プランではGrok、Cursor、接続した個人のXアカウント向け特典をまとめて扱います。Grokだけを使う個人開発者でも、まず購入画面に表示された正式なプラン名を控えると、後の上限確認が楽になります。
※ 用語:クラウドコンピューター=自分のPCとは別にインターネット上で動く作業環境。統合プラン=複数製品の特典を一つの契約にまとめたもの。
Web・iPhone・Androidでは何円になる?
iPhoneには旧名称の購入項目も残っている
日本のApp Storeでは、GrokアプリとGrok Botアプリが別々に掲載されています。調査時点の購入項目は次のとおりです。公開一覧で請求期間が明記されていない項目は、月額と断定していません。
| 日本のApp Store | 掲載された購入項目名 | 掲載額 |
|---|---|---|
| Grok | SuperGrok Lite | 1,500円 |
| Grok | SuperGrok | 5,000円 |
| Grok | SuperGrok Plus | 15,000円 |
| Grok | SuperGrok Heavy | 50,000円 |
| Grok Bot | Pro | 4,000円 |
| Grok Bot | Pro+ | 13,000円 |
| Grok Bot | Ultra | 40,000円 |
これは日本のストアの掲載額であり、先ほどのドルからの換算額ではありません。たとえば「新Premiumの約4,750円」と「BotのProの4,000円」は、同一商品の同一期間の価格差だと確認できないため、安い方を即決する材料にはできません。
購入直前に見るのは、商品名、月払い・年払いの区別、更新日、Botが含まれることの4点です。価格表示が手元のアプリと異なる場合は、契約を確定する画面を優先してください。
Androidの価格をiPhoneから流用しない
Google Play向けの公式案内はありますが、今回、日本向けの各購入項目の円価格は公開情報から確定できませんでした。AndroidもiPhoneと同額とは書けないため、アプリ内の購入画面で確認する必要があります。
Webで契約してモバイルから使う場合も、Botと同じアカウントに入っているかを確認します。端末を追加することと、利用枠をもう一つ購入することは別の操作です。
既存のSuperGrok利用者は移行前に比較する
公式FAQには、従来のCursor Pro・Pro+・Ultra、対応するSuperGrok Base・Plus・HeavyなどからBotを使う経路も記載されています。SuperGrok Liteは、この旧契約のBot対象に含まれません。
旧Cursorと旧SuperGrokの両方を持っていても、Botの枠は単純な足し算にならず、対象となる高い方の枠が使われます。また、統合プランへの移行は元に戻せないと説明されています。すでに契約がある人は、支出と共有枠の変化を見てから移行しましょう。
※ 用語:購入項目=アプリ内で選択する契約や追加購入の商品。請求期間=一度の支払いで利用する期間。
どれくらい使える?週の共有枠と追加料金
Bot専用に毎日何回、とは決まっていない
新しい統合プランは、対象となるGrokのチャット、画像・音声、Bot、Cursor内のGrokモデルで週の利用枠を共有します。Premiumの4倍などは利用枠の倍率であり、「必ずBotの作業を4倍完了できる」という保証ではありません。
長いページを何度も読む調査、複数サイトを移動する操作、短い質問では消費が変わります。公式が全利用者共通の「1日100回」のような回数を約束していない以上、本記事でも固定回数には置き換えません。

自分の目安を知るには、SettingsのUsageで残量とリセット日時を見て、代表的な作業を一つだけ実行します。「公式ページ3件の更新確認」のように範囲を固定し、実行前後の差と完了までの時間を記録する方法がおすすめです。
APIと第三者モデルの料金は別に見る
Grok APIを利用できることは、APIの通信費がすべて定額に含まれるという意味ではありません。API利用は別料金です。Cursorの第三者モデルも、統合プランのGrok向け週次枠とは異なる料金経路になります。
Botに長い処理を頼む前に、追加利用や自動補充の設定を確認しましょう。予算を固定したい最初の週は、自動補充を有効にせず、上限に達したら一度止まる使い方が比較しやすいと考えています。
無料体験の「7日」は使い放題の意味ではない
対象アカウントに表示されるBotの体験には、7日間の利用期間と利用クレジットがあります。重い作業一つで残りを使い切る場合があり、日数と処理量は別です。
Bot内の体験とApp Store経由の体験は、更新条件も同じとは限りません。公式FAQは両者を区別しているため、無料体験を始める画面で、終了後の支払いが発生するかを確認してください。
※ 用語:利用枠=定額内で処理できる量の目安。API=自作プログラムからAIを呼び出す窓口。自動補充=追加料金を払って残量を自動で増やす設定。
何ができる?公式Xで紹介された最近の使い方
ブラウザーと作業状態を持つBot
Grok Botはクラウド上のコンピューターを使い、Webを調べたり、ブラウザー上のサービスを操作したり、継続した作業を進めたりできます。Mac・Windowsなどのデスクトップに加え、公式FAQではiOS・Androidからの利用も案内されています。
複数のBotを作っても、同じ利用者のBotはコンピューターやファイル、ブラウザーのログイン状態を共有します。Botを増やすだけで完全に別の作業環境や追加の契約枠が得られるわけではありません。
専用メールアドレスを使った作業の受け渡し
公式@botの10月10日の投稿では、Bot自身のメールアドレスを使い、サービスへの登録や連絡・調整を進める機能が紹介されています。Xで見かける「会話の外で仕事を進める」という使い方の具体例です。
個人開発に応用するなら、公開イベントの開催情報を受け取って候補を整理する、といった小さな作業から始められます。これは筆者の活用案であり、送信や契約まで自動で任せることを推奨するものではありません。
iPhoneのアクションボタンから音声で依頼
10月20日の公式投稿は、iPhoneのアクションボタンを使ったプッシュ・トゥ・トークを紹介しています。ボタンを押して話しかける入口を作る使い方です。利用には対応するiPhoneと設定が必要です。
外出中に思い付いた改善案を「帰宅後に確認するリストへ追加して」と渡す用途なら、長い文章をスマホで入力する手間を減らせます。音声で依頼した後も、保存内容と作業範囲は画面で確認すると安心です。
※ 用語:作業状態=途中のファイルやログイン、進捗などの情報。プッシュ・トゥ・トーク=ボタンを押している間などに音声を送る操作。
個人開発で試す3つの依頼と始め方
1.ライブラリの公式更新を調べる
最初は、外部サービスへログインせずに済む調査が試しやすいです。使っているライブラリを一つ選び、公式リリースノートのURLと現在のバージョンを渡します。下の依頼は筆者が作成した例です。
この公式リリースノートを読み、現在のバージョンから変わった点を調べて。
破壊的変更、修正内容、確認が必要な設定を表にし、各行に公式URLを付ける。
私のコードはまだ変更しない。不明な点は不明と書いて。
完了の基準を「表にまとまること」にすると、結果と出典を自分で照合できます。初回の消費量も測りやすく、毎日実行する必要があるか判断する材料になります。
2.自作アプリの公開ページを点検する
公開URLを渡し、スマホ向け説明に古いスクリーンショットやリンク切れがないか調べる用途です。「対象は3ページ、問題のURLと再現手順を報告、公開設定は変更しない」と範囲を指定します。
調査結果が返ったら、自分のブラウザーでも同じ操作を再現してください。Botがページを開けなかったことと、一般利用者がアクセスできないことは同じではないため、アクセス失敗の理由も報告させると役立ちます。
3.告知文の候補を作る
アプリの変更点と自分が用意した画像を渡し、X向けの短文を3案作る依頼です。「対応していない機能は追加しない」「投稿せず下書きで返す」と指定すれば、事実確認と表現の比較に集中できます。
Grok Botを開き、対象プランが認識されていることとUsageを確認してから、上のいずれか一つを試します。いきなり複数の定期作業を増やさず、成果物の質と確認時間を見てから範囲を広げる順番がよいと考えています。
※ 用語:破壊的変更=更新すると既存コードの修正が必要になる変更。再現手順=同じ問題をもう一度起こすための操作順。
個人的な見解と購入前の確認ポイント
どのプランから試すか
筆者の見解では、新規にBotを試す個人開発者の比較基準はPremiumです。PlusではBotが付かないため、「いちばん安い有料プランを買えばよい」とはなりません。Super以上は、実際に週の枠が足りないと分かってから検討するのが合理的です。
一方、すでに旧SuperGrokやCursorを契約している人は、先に自分のBot画面の対象枠を確認してください。既存契約で使えるなら、二重に購入する前に、現在の支出だけで何ができるかを把握する価値があります。
よくある疑問
スマホを閉じても動く? Botはクラウドで作業します。ただし、外部サービスの再ログインや本人確認、承認が必要になれば、利用者の対応を待つことがあります。常駐は、何でも無条件に完了するという意味ではありません。
Botを3体作ると枠も3倍? 同じアカウントの契約枠が基準です。用途別に分けることはできますが、Botの数を追加購入した利用量と同じようには数えられません。
Webとアプリのどちらが安い? 新旧の商品名や期間が一致して初めて比較できます。ドルの参考換算、税を含む購入画面、更新条件をそろえ、Botの対象プランかを確認してください。
個人開発での安全確認
- ブラウザーのログインやファイルをBot間で共有する前提で、秘密鍵や顧客情報へのアクセスを必要な範囲に絞る。
- メール送信・購入・公開の前には、宛先、内容、金額を確認する手順を依頼に入れる。
- 生成した文章や画像の権利、利用先の規約、追加利用の課金設定を確認する。
常駐型の別候補はChatGPT Dotsの料金と条件、無料からの比較はMuseの料金と利用枠にも整理しています。価格だけでなく、任せたい作業がクラウドで完結するかも比べてみてください。
※ 用語:常駐型エージェント=会話の合間も依頼した作業を継続できるAI。承認=送信や購入などの実行前に利用者が内容を確認して許可すること。







